【ドイツ Carstens Tönnieshofの大きめ花瓶】77

1960-70年代に作られたCarstens Tönnieshof Keramik社の大きめの花瓶です。ベースはオリーブ色、上部は水色で溶岩が流れ落ちているようになっています。落ち着いた色味がかっこいい花器です。

1878年にChristian Heinrich Carstensによってドイツのラインスベルク(ベルリンから100kmほど北部)に設立された陶磁器の卸業からスタートしたCarstens。1900年にChristian Heinrichの息子兄弟(クリスチャンとエルンスト)はマクデブルクに工房を購入できるまでになっていました。その後兄弟はビジネスを拡大させていきましたが、第一次世界大戦中に兄弟は別々の道を歩むことになりクリスチャンはラインスベルクをはじめとする工房を、エルンストはマクデブルクの工房や卸売業を引き継ぎました。エルンストによる事業(のちのCarstens Tönnieshof)は成功し、1940年には3000以上の従業員を抱えるドイツ国内の最大の陶磁器会社の1つとなりました。第二次世界大戦後Carstens社はソ連によって全てを奪われましたがハノーファーの東に位置するTönnieshofという街(西ドイツ)でCarstens Tönnieshofをスタートさせました。財政難によりCarstens Tönnieshof工房は1984年に閉鎖されました。

✳︎サイズ ✳︎
高さ: 約26.6cm
底: 約Φ9.5cm
口直径: 内径約7.2cm、外径約7.8cm
一番太い胴の部分でΦ18.5cmくらい
1074g
Form: 1507-27

古いものですのでスレや軽い傷など少しはあると思いますが、使用感少なめで状態はいいと思います。製造時にできた点(凹凸)がたくさんあります。底にも製造時にできた凹凸あります。10枚目の写真の白い部分も製造時にできた凸です。

写真の色味が実物に近く映るよう努力しておりますが、ご使用の端末によって若干差がある場合がございます。撮影小道具は付属しません。

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Fat lava
フラワーベース
V_77

#Namako_花瓶

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