レーザーディスク/レ二・リーフェンシュタール民族の祭典〈総集編〉

・レーザーディスク2枚（3面）138min．
・モノクローム
・第11回オリンピック・ベルリン大会の映像〈総集編〉1938年作品ドイツ映画
　日本語字幕／ドイツ語
・発売元パイオニア
・品目別チャプター付き
・価値観の高い貴重なディスク
　ようやく手放すことにしました
　目立ったキズ傷なし

・第二次世界大戦前の最期のオリンピックとなった1936年のベルリン大会
史上空前の規模のオリンピックだった。
ヒトラー率いるナチス政権が国家の威信をかけた一大イベントであり、この映画でも大会総裁として得意満面のヒトラーを見ることができるが、だからといってこの大会をナチスのプロパガンダ一色とみなして切り捨てるのは性急すぎる。例えばこの大会の組織委員長レーヴァルト博士はユダヤ系であった。またこの大会最大のスター、この映画の主役の1人である陸上のジェシー・オーエンスは黒人であり、彼の活躍はヒトラーを率いるナチスを大いに歯斬りさせたという。以後48年のロンドン大会まで１２年間オリンピックは行われなかったが、それでもこの大会は後のオリンピック大会のありかたのモデルとなったことは確かだろう。
この大イベントにあたって、記録映画の製作が決定された。制作を依頼されたのはナチス党大会の記録映画「信念の勝利」「意志の勝利」でヒトラーの絶大な信頼を得ていたレ二・リーフェンシュタールである。大衆扇動によって政権を獲得したナチスは、当然プロパガンダの手段として映画に注目していた。ヒトラーにとって、美人映画スター転じてドイツ初の女性映画作家となった彼女は理想的だった。

通常価格：¥9,579(税込)

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