昭和50年代手刺一分五厘総紺皮仕立小手鉄心作m寸博多屋武昭剣道防具

昭和50年代手刺一分五厘総紺皮仕立小手鉄心作m寸博多屋武昭

九州の誇る名店、武昭の小手で名高い博多屋の師匠筋にあたる鉄心作、手刺し一分五厘紺皮仕立小手になります。
さすが名人作だけあって、大変軽量な作りとなっています。
剣道具業界最盛期ごろ作の高級品だけあって、仕立てはもちろん当時ならではの皮質、布団の刺しに至るまで惚れ惚れするような見事な作りとなっております。
我こそは、と腕に覚えのある方にこそ手に取って欲しい逸品です。

僅かな皮の色落ち箇所はあるものの、実用に影響するダメージはありません。
見ての通り表面はノーダメージ、手の内も同じ小唐鹿皮破れもありません。
通常使用であればまだまだ使っていただけるお品で間違いありません。
鹿皮のキメ細かさは写真を見てもお分かりいただけると思います。

ただし右手親指付け根〜手の甲下部(シノ)付近に毛詰がやや薄い箇所があります。
普通に使用はできるレベルとは思いますが、その点ご容赦ください。

サイズは左右とも小指親指先端開き最長21センチ、中指先端手首最長19センチ、手のひら周り21センチでピッタリ目ジャストです。肘布団は少し長めで幅25縦13.5～16.5。頭は裏地別珍指先一つ折、軽量ながらアンコの詰めも多く、布団もかなりしっかり感がある作りです。

私はもう少し余裕がある方が好みですが、タイトな着用感が好みの方にはドンピシャだと思います。昔の道具は今より少しきつ目を奥まで嵌めて使う、と聞くのでそういう作りなのだと思います。

全て一式を作れる職人が姿を消しつつある昨今だからこそ、この時代の良い品をお探しの方に是非！

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