文京楽器 Violin Pygmalius SF02 1997

ピグマリウスSF02 ヴァイオリン
現行ST-02の前モデル？
1997年
日本製
サイズ4/4 violin

バイオリン収集が趣味の父から譲り受けたものです。10万円から100万円の範囲で全部で約30丁あるうちの一つです。スペースを取るので売却に至りました。

価格は元々19万円程度のものであったと思われます。テールピースのアジャスターなどから初心者におすすめのモデルとなります。ピグマリウスは国内の工房バイオリンでトップクラスと言われています。コンピューターモデリングによるストラディバリウスを始めとする名器の学習で削り出しをしているとのことで、音もおもちゃのような音はしません。

材質はこの価格帯のものとしては非常に良い素材を使っています。ドイツトウヒやスプルースといったバイオリン製作の基本となる由緒正しい素材を使用しています。バイオリンは奏者の腕次第ですので、音大受験でもなければこのクラスのバイオリンで十分に楽しめるかと思います。

本体の傷ですが、テールピース下にG線が切れた時の傷があります。少々ニスが剥げていますが、音に影響することはないかと思います。

弓は同じ文京楽器のARCHET☆（アルシェ）をお付けします。コル・レーニョ（col legno）のような傷が何故か弓先に付いています。（通常は中弓なので何故ついたのかは分かりません。）こちらは演奏には支障のないものですが、あくまでも弓はおまけとお考えいただきたいと思います。しかし、弓の材質がフェルナンブコを想起させるもので、普通に買うと5万円くらいはすると思いますので、良いものです。

ケース・松脂・顎当ては付属しますが、状態・品質があまり良いものではないので、おまけとしてお考えいただければ、と思います。

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